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2007年08月09日 (木) | Edit |
最近書店員系ブログで、この事件(!!)を取り上げている人が多かったので、あえて触れる事もないかなと思っていましたが、日にちが経つに連れいろいろなことがわかってきたので、簡単にまとめてみました。


7/25日経コンピュータより

>日本出版販売(日販)は7月24日、同社の受注システムに障害が発生し、受注データの処理ができなくなったことを明らかにした。

 今回トラブルが発生したのは、同社の王子流通センターのリニューアルに伴って切り替えた新システムである。7月17日に新システムに切り替えた際にシステム障害が発生し、受注データの処理ができなくなったという。これにより、受注データが、後工程のFAシステムに入らず、機械仕分けを停止せざるを得なくなった。

 7月22日にはシステムが復旧、同日22時30分から機械仕分けを再開した。受注データの60%の処理量から再開、数日中には100%に回復させたいとしている。今回のトラブルによるデータの紛失はないという。同社は、現在復旧作業を進めると共に、トラブルの原因を探っている。

日販のお詫び文


私たちが異常に気づいたのも、7/17の事でした。
うちの店では、入荷データが12:00に日販から来る仕組みなのですが、15:00になっても伝票20枚分のデータが更新されてこない??
問い合わせをしても、原因がわからないということで、その日は放置することに。
翌日、今度はこの日に来た分の伝票データが全て更新されていない!!
また問い合わせをしたのですが、電話中で繋がらない・・・まさかこれは・・・?!
そして7/19、日販の担当者からメールが。

『新システムに切り替えた所、王子流通センターがダウンしました。原因究明と復旧のために一時、MS2※とPB※の送品をストップします』

※機械仕分けシステムの名称。MS2は主に書籍、PBは文庫、新書、コミックを取り扱っている。

夏休みの初日に何やってんだこの野郎!!

と、各地の書店員達は怒ったに違いない。
それからというもの、納品が一気に減り、客注の問い合わせに頭を悩ませる始末。棚はスカスカのコーナーが増え、もうすぐ閉店してしまうかのような様相を呈してきました。

7/22にシステムが復旧したとの連絡が入っても、納品は減ったまま。
今日現在、何とか形にはなってるものの、システムダウンした時に発注したデータの一部は消滅してるらしく、もう注文内容なんか覚えてねーよ状態ソ猝ヨ

これはあくまでも噂ですよ、と出版社の営業に言われた話ですが、
某書店チェーン店が、今までトーハン帳合だったのを一斉に日販に変えたとか。それを行ったのが7/17、システムダウンしたのも7/17・・・。
(おまえのせいかぁ!!○○屋!!!といいたい気持ちを抑えつつ)

私は今年も課題図書を売りのがした・・・・。
でも、今年は私のせいじゃなっ、なっ、ないぞーえーん

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